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抜けても生える!?

こんにちは!インプラントオフィス大通の佐竹です。

東京では桜が開花したようですが、札幌は今日も寒いですね~

家の中は暖かいらしく、我が家も一足早くが咲きました!

 20170328satake01

話は変わりますが、先日ネットニュースを見ていたところ、ちょっと興味深いニュースがあったのでご紹介したいと思います♪(´∪`●)ゝ

みなさんご存知の通り、ヒトの歯は抜けたら生えてきませんよね?(乳歯の生え代わりは別ですよ!)

それが!!

抜けても歯を生やすことができるという研究のニュースです。

内容を少し抜粋させていただきました┏○゙

 岡山大大学院医歯薬学総合研究科の研究グループは、イヌの幹細胞から作った歯の基になる「歯胚(しはい)」を用い、同じイヌの歯を再生させることに成功したと、英電子科学誌サイエンティフィック・リポーツで発表した。
 生後30日のイヌから永久歯の歯胚を取り出し、さまざまな器官の基(種)となる上皮組織と間葉細胞に分けた。これをもう一度合わせた後、2日間培養して作った「再生歯胚」を同じイヌの歯が抜けた部分に移植すると、約6カ月で歯が生えた。
 この歯はエナメル質や象牙質、歯根膜など天然の歯と同じ構造を持っていた。歯の中には神経も作られていると推測されるという。
 歯胚を用いた歯の再生は、東京理科大のグループが2007年にマウスで成功した。その際に開発された技術をヒトに応用するには、歯が生え替わるイヌなど大型動物での成功が必要だった。
 ただし、条件によってはマウスに比べて歯の再生率が低いことや歯胚をどのように確保するかといった課題もある。大野助教は「自分自身の親知らず(知歯)の歯胚や、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用するなど方法を模索し、近い将来の臨床応用を目指したい」としている。

というニュースでした。

 20170328satake02

人間の歯は、まず初めに「歯胚」とよばれる歯の基が作られ、歯胚が成長して歯となり、お口の中に生えてきます。

(ちなみに歯胚は、乳歯も永久歯も胎生期から作られ始めます!)

なので、そもそも歯胚がないと歯は生えてきません。先天的に歯の本数が少ない方がいますが、その方は、その歯の歯胚が作られなかったということですね。

歯胚の作られる数は決まっているので、歯は抜けてしまうと生えてこないのです。。。

今回は、再生歯胚で新たな歯を生やすことに成功した!(イヌですが)というニュースでしたが、ニュースの後半にもありますが、確かに、そもそも歯胚の確保が大変そうだな・・・と思いました。

色々な課題はありますが、科学の進歩はすさまじいので実現する日は来る気がします!

抜けても何度でも歯が生えてきたら(o´艸`)ムフフ

歯を大切にしなくなっちゃうかもしれませんね(笑)

現時点ではまだ実現はしないようなので、みなさん、歯を大切にしましょう♪

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