気になる口臭のこと(^^♪

こんにちは！

歯科衛生士の大硲です(*^_^*)

 

今日は口臭についてお話していこうと思います！

ほとんどの口臭の原因は口の中にあります。

口の粘膜は皮膚の垢(あか)と同じように細胞が剥がれ落ちて、舌に白く溜まり腐敗します。これが舌苔(ぜったい)です。舌苔は最大の口臭源で、口臭の6割が舌苔から発生します。

食事を歯できちんとかまなければ舌苔が増え口臭の原因になるのです。食べ物は歯を汚す一方で、「かむこと」で舌をキレイにします。

 

また、虫歯があったり、歯周病になっていたり、合っていないクラウン(かぶせものの歯)や詰め物などがお口の中に入っていたりするとプラークコントロールをしっかりとすることが出来なくなり、その結果お口の中が不衛生になって口臭が出てきてしまうことがあります。

虫歯は自分で気が付く可能性が高いですが、歯周病や歯科治療の良し悪しは歯医者さんに診てもらわなくては分からない場合がほとんどです。そのため、口臭がなかなか改善しない場合には一度歯科医院へ行ってこれらのチェックをしてもらった方が良いでしょう。

また、これらの治療をすることは口臭だけではなく、歯そのものを守るためにも重要です。

 

自分自身でできる口臭対策の一つとして、舌清掃があります。

舌の掃除をする際、歯磨きの時にそのまま歯ブラシで舌を磨く人がいますが基本、これはＮＧです。通常、歯ブラシというのは「歯垢（プラーク）や歯石」を取り除く為に使用する物なのでその他の部分を磨くとかなり傷つき、損傷します。

舌清掃には舌専用のブラシをつかうといいです。

こちらが舌の清掃方法です。

 

 

舌を清掃する際に、おえーっとなってしまう方も多いと思うので、舌清掃時の嘔吐反射の予防をお伝えします！

・舌を決して引っ込めない

・舌の山の頂上にブラシを当てる

・必ず後ろから前方に掻きだす

・歯みがきの前に行う

嘔吐反射がある方はこれらを試してみると良いかもしれません(^^♪