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☆誤嚥性肺炎☆

こんにちは!

インプラントオフィス大通の藤原です ( ´ ▽ ` )ノ

まだまだ気温の低い日も続くみたいなので

皆さん体調管理には気を付けてくださいね!

 

さて、今日は誤嚥性肺炎についてお話します!

 

■誤嚥性肺炎のメカニズム

 肺炎は原因によっていくつかの種類に分けられますが、

高齢者が注意したい肺炎の一つに「誤嚥性肺炎」があります。

 

私たちが食事をするとき、口から入った飲食物や唾液は、のどから食道を通って胃へと送られます。この一連の流れを「嚥下」といい、食道の隣にある気管に飲食物や唾液が入り込まないように、気管の入口にある喉頭蓋という「ふた」が反射的に閉じるようになっています。

 

しかし、この「ふた」がうまく閉まらずに、飲食物や唾液が誤って気管に入ってしまうことがあります。これを「誤嚥(吸引)」と呼び、嚥下機能や、誤って気管に入った異物をせき込んで排除する機能が低下することで起こります。

 

そして、飲食物や唾液に含まれる細菌(主に、歯周病関連細菌)が肺まで到達して炎症が起きた状態を、「誤嚥性肺炎」といいます。誤嚥をしたからといって、必ずしも肺炎が起こるわけではありませんが、誤嚥によって肺に大量の細菌が入り込んだ場合や、免疫力が低下している人などでは、肺炎を起こす恐れがあります。また、胃の内容物が嘔吐により気道に入った時にも「誤嚥性肺炎」が起こることもあります。

 

肺炎が起こると、発熱や倦怠感などの全身症状、せき、たん、呼吸困難などの呼吸器症状がみられます。しかし、高齢者では発熱やせきなどの症状があらわれないことがあり、気づいたときには症状が進行していることも珍しくありません。

 

高齢者、脳血管障害・認知症・パーキンソン病などの神経変性疾患・胃食道逆流症といった病気のある人、寝たきりの人などは、誤嚥性肺炎を起こしやすいので注意が必要です。

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■口腔ケアで肺炎予防

 高齢者の誤嚥性肺炎の多くは、不顕性誤嚥によって引き起こされると考えられています。入れ歯の洗浄が不十分だったり、う蝕(むし歯)や歯周病があったりすると、口の中の細菌が増殖して、誤嚥をしたときに肺炎が起こりやすくなります。そのため、誤嚥性肺炎を防ぐためには、毎日の口腔ケアで口の中を清潔に保つことが重要です(^^)/

 

 

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