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唾液の働き(゜_゜>)
こんにちは!!ちだ歯科の讃岐です(^^)(^^♪
今日は『唾液』の働きについてお話したいと思います❀❀
唾液には重要な役割がたくさんあります(゜o゜)
①熱い物を食べた時、火傷しにくいように守る働き
お口の中の粘膜は傷つきやすい組織です。唾液が粘膜を保護することによって熱い物や冷たい物などの温度がある刺激物や炭酸や酸性などの化学的刺激、魚の骨や硬いおせんべいなどの機械的な刺激から守ります。唾液がなければ食事をするたびに口の中を傷つけてしまいます。
②話したり、飲み込んだりする時に、舌や口の中の動きをよくする働き
お口の中には柔らかい粘膜と固い歯があります。唾液によって舌や頬などの滑りが良くなり滑らかな発音をすることができます。また、食べ物をスムーズに飲み込むことができるのも、唾液が潤滑剤の働きをしているからです。
再石灰化(さいせっかいか)
③虫歯の菌に溶かされた歯を元に戻す働き
唾液の中にはリン酸やカルシウムなど歯には欠かせない多くのミネラル成分が含まれています。歯は食事の度に溶かされミネラル成分が流れ出ます。これを脱灰といいます。唾液によってミネラル成分が歯に戻されるが起こります。
④虫歯の菌が出す酸を中和する働き
お口の中は食後、虫歯の菌が出した酸によって酸性となります。お口の中が酸性のままだと歯が溶け続けてしまいます。唾液の働きにっよって口の中を酸性から中性に戻し、歯が溶け続けることを食い止めます。唾液が中性に戻す働きが強いほどむし歯になりにくくなります。
⑤風邪などの細菌が体に入らないように守る働き
口は外から多くの細菌が入ってきます。唾液の中の抗生物質であるリゾチームやラクトフェリンによって細菌が体の中に入り込まないように殺菌しています。また、口の中の細菌がバランスよく保てるように管理もしています
⑥食べ物を消化する働き
唾液に含まれる酵素によって食べ物を消化する働きがあります。食事の時よく噛み、食べ物に唾液を多く絡ませることによって、食べ物の栄養素をよく吸収でき、胃腸の負担を軽くすることができます。
⑦味を感じさせる働き
舌には味蕾(みらい)という味を感じる細胞があります。唾液で食べ物が分解され、舌の味蕾細胞に多くの味の成分が浸透します。よく噛んで唾液を絡ませると、食べ物の本来の味を感じ取ることができます。
⑧水を欲しがる働き
体の水分が少なくなると唾液が減り、口が渇いたり喉が渇いたりして体に水分補給が必要なことを教えてくれます。体の水分を正常に保つ重要な働きです。
唾液が少なくなると、、、、
むし歯が増える、歯周病が進行しやすくなる、口内炎ができやすくなる、口臭が強くなる、入れ歯が痛くなったり取れやすくなる
など口の中で多くのトラブルが起きます。
なにか心配な事、相談したいことがある方は先生やスタッフに聞いてみてくださいね(^^♪