インプラント治療を受けるならどこがいい?~大学病院・インプラント専門医院・一般歯科の違い
2026/2/9
「インプラント治療はどこで受けても同じ?」
「大学病院と専門医院、一般歯科は何が違うの?」
インプラント治療を検討するとき、どこで治療を受けようか迷う方もいるでしょう。
インプラント治療は現在、大学病院から街の一般歯科まで幅広い医療機関で受けることができますが、実はそれぞれ診療モデルが大きく異なります。
そこで今回は、各医療機関の特徴や症例数の違い、状況に合わせた医院の選び方を解説します。
インプラント治療ができる3つの医療機関
インプラントを行う医療機関は大きく分けて、大学病院、インプラント専門医院、一般歯科の3つに分かれます。まずは、それぞれがどのような役割を持ち、どんな特徴があるのかを見ていきましょう。
大学病院
大学病院は、「診療」と「教育」と「研究」という3つの役割を担う教育研究機関です。そのため、一般の歯科医院とは診療の進め方や環境が大きく異なります。
患者さんは全身疾患を抱えている人や、他診療科と連携する必要がある人がメインです。糖尿病や心臓病などの持病をお持ちの方は、内科や麻酔科の専門医と歯科医師が情報を共有しながら治療を進めていきます。
ただ、診療科が細かく分かれているため、検査や処置のたびに担当医が変わることもあります。また、治療期間が長くなりやすいことや、予約が取りにくく、待ち時間が長くなる傾向があることは、あらかじめ理解しておく必要があるでしょう。
インプラント専門医院
インプラント専門医院とは、インプラント治療に特化した歯科医院のことです。まさしくインプラントオフィス大通はインプラント専門医院に該当します。
インプラント治療に精通した専門医が在籍しており、専用のオペ室やCTがあったり、静脈内鎮静法(IVS:眠ったような状態で手術を受けられる麻酔法)で手術を受けられるなど、インプラント治療に特化した体制が整っています。
骨が少ない方への骨造成手術や、複数本のインプラントを同時に埋入するような難しい症例にも対応できる医院が多いでしょう。
また、独自の保証制度を設けている医院が多いのも特徴です。万が一のトラブル時にも、一定の条件のもとで対応してもらえる安心感があります。
インプラントオフィス大通は、医療法人社団 千仁会のインプラント専門医が在籍し、三次元CTや口腔内スキャナーといった最新設備に加え、専用の手術室や待合室も完備しています。
医療法人社団 千仁会を率いる千田理事長は、北海道大学歯学部臨床教授を務め、ITIフェロー(※)でもあります。
(※)ITI(International Team for Implantology)とは、スイスに本部がある世界最大級のインプラント学術組織です。研究・教育・臨床の各分野で顕著な実績を持ち、高い学術レベルと倫理観に基づいてインプラント治療の普及に貢献する人材がITIフェローとして認定されます。
一般歯科医院
一般歯科とは、インプラントを始め、虫歯や歯周病の治療、入れ歯の作製など、日常的な歯科トラブルに総合的に対応する医院のことです。保険適用の治療も多く、何でも診てもらえるのが特長です。
一般歯科では、インプラントだけを強く推しているわけではなく、入れ歯やブリッジ(※)など、その他の補綴治療(ほてつちりょう:人工物で歯を補うこと)も治療の選択肢に挙がります。
また、かかりつけ医としての役割が強く、定期検診などで口腔内の状態の変化を追ってもらえるのもメリットの一つです。
ただし、インプラント専門の設備や経験が限られている場合、難しい症例は大学病院や専門医院に紹介されるケースもあります。
(※)インプラントと入れ歯やブリッジの違いについては、インプラントはブリッジや入れ歯とどう違う?のコラムをご参照ください。
各医療機関のインプラント治療に対する違い
インプラント治療の成功には、担当する歯科医師の技術と経験が大きく影響します。ここでは、各医療機関でどのような症例を多く扱っているのか、症例数の違いが治療の質にどう関わるのかお話ししましょう。
大学病院は難症例の経験が豊富
大学病院では、一般の歯科医院では対応が難しい難症例や、他院で治療がうまくいかなかった再治療症例が多く集まります。顎の骨が著しく少ないケース、全身疾患を抱えているケース、過去のインプラント治療で問題が生じたケースなどが代表的です。
そして大学病院で蓄積された難症例や希少症例のデータは、研究や医療技術の発展にも役立てられています。新しい治療法や材料の開発に貢献するという、社会的な意義もある場所と言えるでしょう。
インプラント専門医院は症例数が多く、豊富な知見を持つ
インプラント治療に特化しているため、多くの手術を行っており、知識と経験が豊富なのが特徴です。医院によっては年間数百件、中には1,000件を超える手術を行っているところもあります。
多くの症例を経験しているということは、それだけ多くのインプラント治療における成功パターンと注意すべきポイントを熟知しているということです。
たとえば、「この骨の状態なら、こちらの術式の方が安定しやすい」といった判断は、教科書だけでは身につきません。似たような条件の患者さんを何十人、何百人と診てきた経験があるからこそ、トラブルも事前に回避できるでしょう。
一般歯科はインプラントに特化しているわけではない
インプラント専門医院や大学病院に比べると、症例数は限られていることが多くなります。一般的な症例ならインプラント治療も行えますが、前述のように、難症例の場合は他の医療機関に紹介することも珍しくありません。
しかし、虫歯や歯周病の治療も合わせて行ってくれるので、一つの医院で総合的な治療が完結するというメリットもありますから、必ずしも大学病院などの方が良いというわけではありません。
このような大学病院と一般歯科の違いについては、提携医院であるポラリス歯科・矯正歯科の大学病院と町の歯医者さん、どちらが良い?のコラムをご参照ください。
自分に合った医療機関はどこ?
ここまでの内容を踏まえて、自分に合った医療機関を選ぶためのチェックリストをまとめました。当てはまる項目を確認しながら、どのタイプの医療機関が合っているか考えてみてください。
大学病院が向いている可能性が高い方
- 持病があり、他科との連携が必要な方
- 過去に他院で「対応が難しい」と言われた難症例の方
- 全身麻酔での手術を希望する方
インプラント専門医院が向いている可能性が高い方
- 骨が少ない、複数本のインプラントが必要など、技術的に難しい症例の方
- インプラント治療の実績や専門性を重視したい方
- 専門医による治療を受けたい方
- 保証制度がしっかりした医院を希望する方
一般歯科が向いている可能性が高い方
- 通いやすさや利便性を重視したい方
- インプラント以外の選択肢(ブリッジ、入れ歯)も含めて相談したい方
- 治療後のメンテナンスも含め、長く付き合えるかかりつけ医を探している方
- 比較的シンプルな症例の方
インプラント治療は納得できる選択をしよう
インプラント治療で本当に大切なのは、どこで治療するかよりも、リスクや仕上がり、料金などを理解して、患者さん本人が納得できるかどうかです。不安ならば他の歯科医院でセカンドオピニオンとして治療方針を聞いてみるのも良いでしょう。
大学病院・専門医院・一般歯科はそれぞれ診療モデルが異なるので、ご自身の状態や価値観、通いやすさ、相談しやすさなどを考慮に入れて、医院を決めるのが大切です。
「自分の場合はどの医療機関が合っているのだろう」「持病があるけど、インプラント治療を受けられるか不安」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
インプラントオフィス大通では、インプラント治療の専門知識と豊富な経験を持つ歯科医師が、お一人おひとりの状態やご希望を丁寧にお伺いし、適した治療プランをご提案いたします。「インプラント治療について詳しく知りたい」「自分に合った医療機関を見つけたい」とお考えの方は、札幌のインプラントオフィス大通りへ、まずはお気軽にお問い合わせください。

