implant surgery

インプラントの手術について

Implant Office Odori

全身の健康状態に配慮し、
手術体制を整えています。

手術体制は、患者の全身的な健康状態を考慮した計画的な手順で構成されています。事前に患者の医学的歴史や既存の症状を詳細に評価し、手術の安全性を確保するための適切な対策を講じます。

また、手術中は心拍や血圧などのバイタルサインをモニタリングし、異常があれば適切に対処します。感染予防のために衛生基準を厳格に守り、手術室や器具の清潔さを確保します。

さらに、手術後のケアやリカバリーにも配慮し、患者が安心して治療を受けられる環境を整えています。これらの取り組みにより、歯科インプラント手術は安全かつ効果的に行われ、患者の健康と満足度を確保します。

イメージ:インプラント
イメージ:ガイドサージェリーイメージ:ガイドサージェリー

身体的負担を軽減する
“ガイドサージェリー” を使用します。

身体的負担を軽減するため、当院では「ガイドサージェリー」を使用します。この手法では事前のCTや3Dスキャンでインプラントの位置を計画し、手術時にガイドを使用して正確性を高めます。手術時間を短縮し、術後の痛みや腫れをできるだけ抑えます。患者の快適な手術体験を実現します。

ガイドサージェリー
活用のメリット

正確性の向上

手術時間の
短縮

術後の快適さ

手術当日の流れ

手術当日の流れ

  1. 1.麻酔

    むし歯治療などに使用する局所麻酔をインプラント手術でも使用します。他の治療に比べて処置の負担が大きいことから、ご希望があればIVS (静脈内鎮静法)という麻酔を行うこともあります。

    IVS(静脈内鎮静法)とは
    点滴でお薬を体内に入れ、半分眠った状態で手術を受けることができるという方法です。治療に対する恐怖心や不安感を軽減することができます。個人差がありますが、治療終了後も2時間程度持続し、無理に起き上がるとふらつきやめまいを起こす場合があります。そのため、治療終了後は意識がはっきりしふらつきがなくなるまで休憩していただきます。

    手術当日は仕事、車・自転車の運転、機械の操作、料理等の火の扱いなどは控え、ご自宅でお休みください。

  2. 2.インプラントの埋め込み

    麻酔後、全身の状態を管理しながら進めます。手術時間は、インプラント1本の埋め込みで30分程度です。

    ドリルで
    骨を削ります。
    インプラントを
    埋め込みます。
  3. 3.縫合

    傷を縫い合わせます。

手術時間について

インプラント1本を埋める手術であれば手術時間は30分程度、事前の麻酔や術後の処置を含めて1時間から1時間半程度の場合が多いです。複数本を同時に埋め込む場合や、骨を増やす手術を同時に行う場合は1時間半から2時間半程度に及ぶ場合もあります。

手術後の歯磨き・うがいについて

手術当日は、傷口近くの歯磨きは避けていただきます。離れた箇所は歯磨きをしていただくことが可能です。うがいは傷口に刺激を与えるため避けていただく場合があり、翌日以降は傷の治り具合に応じてうがい薬によるうがいを開始していただき、数日後からインプラント周囲の歯磨きを開始していただきます。歯磨き開始の時期や、使用する歯ブラシなどに関しては傷の治り具合に応じて随時ご説明いたします。

手術後の腫れについて

インプラントに限らず、すべての外科手術は術後に腫れることが多いです。1日から1週間程度腫れが残る場合があります。

手術から数日間の口腔内ケア

当日はなるべく手術部位付近を使用しないように食事を摂っていただき、歯磨きも手術部位周辺はしないようにしていただきます。うがいもなるべく避けていただきます。 翌日からはうがい薬を使用してうがいをするようにしていただきます。食事は通常通り食べ始めることが可能になります。約1週間後(傷の治り具合に応じて)インプラント本体の歯磨きを開始していただきます。

診断から通院・
手術について
お酒・運動・入浴・タバコなど

手術当日、術前術後にはいくつかご注意して頂きたい点があります。
手術で体に負担をかけていますので、体を休めることを優先してください。

手術前・
手術当日
手術後
アイコン:食事

食事

  • 手術直前に軽食などをお摂りになってからご来院されることをお勧めします。
  • 手術後は手術部位の血餅(かさぶた)がかたまり、麻酔が覚めるまで約2~3時間程度はお食事を控えていただくことになります。
  • その後は手術部位に負担が掛からないようにご配慮頂きながら食事を摂って頂くことが可能です。
  • 翌日からは通常通り食事して頂くことが可能な場合が多いです。
  • 処置範囲の大きさによってはしばらく固いものをさけて頂くような指示を行う場合があります。そのような場合に関しては個別にご説明させていただきます。
  • IVSで手術を受けられる場合は、歯科医師の指示に従ってください。
アイコン:仕事

仕事

  • 全く不可能ではありませんが、可能な限り身体をゆっくり休めて頂くことをお勧めいたします。
  • 手術当日の無理な運動などは手術の成功率を下げる原因となります。手術当日はゆっくりお休み頂けるような日程調整を行った上で手術に臨んで頂いた方が良いと思います。
  • 翌日も重労働はさけ、お休みもしくは軽作業ですませることができればより良いです。
アイコン:入浴

入浴

  • 手術当日はお風呂を控えていただく場合が多いです。手術の時間帯や処置範囲の大きさにもよって異なりますが、シャワー程度ならば可能です。
アイコン:喫煙

喫煙

  • 喫煙されていると傷の治りが悪かったり、インプラントと骨がくっつきにくくなったりします。
  • インプラントを入れた後も喫煙を続けていると、インプラント周囲炎を発症しせっかく埋めたインプラントを失ってしまう可能性もありますので、この機会にタバコを絶たれることをおすすめします。
インプラント周囲炎とは

インプラントを埋め込んだ部分に起こる歯周病のことをいいます。自然の歯と同じようにインプラントの根元に細菌の塊(プラーク)が付着し、悪化していくと歯周病菌によりインプラントを支えている周りの骨が溶け、最終的にはインプラントごと抜けてしまいます。

アイコン:飲酒

飲酒

  • 飲酒をすると血行が良くなり出血の原因となってしまうので、術後は1日控えてください。

IVS(静脈内鎮静法)を使用してインプラント治療を受けられる方

当日はお仕事、お車・自転車の運転、機械の操作、料理などは避けてください。
IVS(静脈内鎮静法)とは

点滴でお薬を体内に入れ、半分眠った状態で手術を受けることができるという方法です。治療に対する恐怖心や不安感を軽減することができます。個人差がありますが、治療終了後も2時間程度持続し、無理に起き上がるとふらつきやめまいを起こす場合があります。そのため、治療終了後は意識がはっきりしふらつきがなくなるまで休憩していただきます。