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非歯原性歯痛

こんにちは!インプラントオフィス大通の佐竹です。
すっかり冬な感じですね~(ㅎ-ㅎ;)
空気も乾燥しているので、みなさん風邪など引かないようご自愛ください。。。
さて話は変わりますが、先日ある記事を読みました。
「非歯原性歯痛」についての記事です。
なんだか見慣れない・聞きなれない言葉ですが「ひしげんせいしつう」と読みます。
記事の内容は、、、
歯が痛くて歯科医院を受診した女性の話です。
お口の中の診察やレントゲンの診断では特に原因となりそうな歯はないのですが、痛みはあるので、とりあえず被せ物をはずして中をみてみることにしたそうです。むし歯になっていることもなく、数日様子をみることになりました。しかし、帰宅後も痛みは一向に引かず、女性は別の歯科医院を受診することにしました。
次の歯科医院でも痛みの原因となる明らかな所見はありませんでしたが、痛みが引かず夜も眠れないので、神経をとることにしたそうです。しかし、神経をとっても痛みは引かず、その歯を抜歯することにしました。
痛い歯はなくなったはずなのに痛みはなくならない、、、。
女性は困って大学病院を受診しました。そこで診断されたのが「非歯原性歯痛」です。
痛みは頬の筋肉の痛みからくるものでした。毎日マッサージをするように言われ、続けたところ半年以上も続いた歯の痛みが、一ヶ月もしないうちに治まったそうです。
歯の痛みの原因は歯ではなかった・・・という話です。
みなさんご存知の通り、歯は削ったり(神経を取ったり)抜いたりしてしまったら元には戻りません。
この女性は何でもない歯を抜いてしまうことになり、とても残念なお話ですね。
非歯原性歯痛とは漢字の通り「歯には原因がない歯の痛み」のことです。
その原因によって、多くの分類があります。

非歯原性歯痛の分類
1 筋・筋膜性歯痛
2 神経障害性歯痛
3 神経血管性歯痛
4 上顎洞性歯痛
5 心臓性歯痛
6 精神疾患または心理社会的要因による歯痛
7 特発性歯痛(非定型歯痛を含む)
8 その他さまざまな疾患により生じる歯痛
  出典:口腔顔面痛学会編「口腔顔面痛の診断と治療ガイドブック」より

それぞれの内容は、長くなるので今回は控えますが、
当院にも、歯が痛いと言って来院される患者さんで、原因が顎を動かす筋肉からくる痛み(簡単に言うと「筋肉痛」からくる痛み)の方は、わりと多くいらっしゃいます。
歯が痛いと感じても、必ずしも原因は歯や歯茎ではないということを知っていただけたら(*´∨`*)
と思いました。。。


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