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歯周病と糖尿病

こんにちは!
北海道大志歯科クリニックの片岡です。

12月に入りましたが、今年はまだ雪が少ないですね。
北海道の冬は突然やって来て油断できないので
いつ本格的な冬が来てもいいように準備するのが大切ですね!

今回は「歯周病と糖尿病」についてです。
最近、歯周病と糖尿病が深く関わっていることがわかってきました。

歯周病は歯周ポケットに溜まった歯石などの汚れがずっとあることで
汚れの中の細菌(歯周病菌)が悪さをして炎症を起こし、最終的には歯を支える骨が溶けてしまい、歯が揺れてきたり、抜けてしまう恐ろしい病気です。

糖尿病は血液中の栄養を全身の細胞に取り込む役割をするインスリンの働きが
阻害されてしまい、血糖値が上がる病気です。
血糖値が高い状態が続くと、最悪の場合、失明、腎不全などになる可能性がある
合併症を引き起こしてしまうこともあります。

このふたつの病気が関係するのは、歯周病菌が出す毒素がつくる炎症物質「サイトカイン」が血管を通じて全身に回り、インスリンが効きにくくなり、糖尿病を発症・進行させるということです。

歯周病が進行してしまうと糖尿病になる確率が2倍になるという統計があったり
歯周病だと糖尿病を発症していなくても「糖尿病予備軍」である可能性が高くなってしまったりします。

しかし、歯周病をコントロールすると血糖値が下がることもわかっています。
そのため、糖尿病を発症・進行させないために、歯周病の予防・治療はとても重要です☆


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