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むし歯・歯周病の患者数の推移

みなさん、こんにちは!
千仁会広報部髙橋です(・´`(●)

今年の夏は、札幌もかなり暑くなりましたね!
北海道とは思えないような暑さが続いておりましたが、やっと少し落ち着き、ほっとしています。
とはいえまだまだ盛夏の中、熱中症にはお気をつけてお過ごしくださいね。

さて、みなさんに厚生労働省が発表したデータをご紹介したいと思います。
平成27年あたりに調査が行われ、平成30年3月に資料の中で公表されたものです。


3歳児、12才児の一人あたり平均のむし歯の数・むし歯の有病率は、年々減少傾向にあります。
12才児のむし歯の数でみてみると、平成元年では4本を超えていましたが平成27年ではなんと1本以下になっています。
お口の中が元気な子どもがたくさん増えてきた、ということですね。


ちなみに、歯科トリビアですが、最近は虫歯ではなくむし歯と表記するのが主流です。

「蝕まれた歯」という意味で漢字標記である「虫歯」が一般的でしたが、その字を見た子どもたちが「"むしば"は虫が歯を食べることでできる」と誤解を招く恐れがあるとして、全国の子どもたちに間違った知識を与えないためにひらがな標記の「むし歯」を使用するようになりました。
参照 全国小児歯科開業医会 JSPP理事会から緊急提案 『むし歯』の標記について

むし歯はむし歯菌の酸により歯が溶かされてできる病気です。むし歯菌が歯をガリガリ食べているわけではありませんよ!


少々脱線しましたが、本題に戻ります。
年齢別に見た、残っている自分の歯の数も、どの年代でも多く残っているという結果がでています。
80~84才を見てみると、平成28年の調査では15.3本。
厚生労働省と日本歯科医師会が推進している、80才で20本以上自分の歯を残そうという運動、8020運動の目標値にはにはもう一歩のようです。




むし歯の数は減ってきており、健康な自分の歯も増えてきています。
しかし、歯周病にかかっている人の率のグラフを見てみるとすべての年代で増加傾向にあります。



自分の歯をできるだけ多く残すには。
毎日の歯磨きは基本として、やはり歯科医院での定期健診が重要になってきます。
先日の院内新聞にも記載しましたが、歯の定期健診をしておけばよかった、と後悔している方がたくさんいらっしゃいます。

残念ながら、人間の歯は1度しか生え変わらず、大人の歯は一生使い続けていかなくてはなりません。
ハブラシでは取り切れない汚れを、歯科医院でとってもらい、大切に使っていきましょうね。

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