笑顔のままで。 札幌歯科 千仁会理事長 千田典史のブログ

"2008年3月アーカイブ"

旅立ち

青函連絡船に乗ったのは、その日が最初で最後である。

旅立ちの日には、電車と船が似合うと当時勝手に決め付けていた。
24年前の今日3月31日、岩手の水沢を電車で出発した。
長い道中(13~14時間)、一人では寂しいだろうと思い、
同じ年、札幌医大に入学した級友のS君を
強引に誘った。
おそらく、彼にとっても、最初で最後の青函連絡船だったはずで、
いい思い出になったはずである。

青森から連絡船に乗り、
「凍えそうなかもめ」を見つめることはなかったが、
夜中ではあるが、離れ行く「内地」を後ろの甲板からしばし眺めていた。
4時間ほどで函館に到着。
未明の函館は、まだ、寒さが突き刺さるようだった。
電車に乗り換え、札幌に着いたのは、午前9時だった。

そこから、札幌での私の新しい生活が始まった。
新しい生活には、「期待」と「不安」がつきものであるらしい。が、
私には、「期待」だけがあふれていた。

歯科医院のイメージ

現在、ちだ歯科クリニックは診察台8台、歯科医師8名、歯科衛生士10名、歯科助手・受付3名となっております。平和歯科クリニック、新川駅前歯科クリニック、北海道大志歯科クリニックを合わせたグループ全体では、実に歯科医師17名、歯科衛生士20名、歯科助手・受付10名、総勢47名(何れも平成19年4月1日現在)のスタッフが、日々、最高の歯科医療を提供しようと頑張っています。

多くの人が「歯科医院」のイメージは「怖い」とか「痛い」とか答えます。

そんなイメージを払拭し、通院しやすい環境を整え、
"この歯科医院に出会えて本当に良かった"
と思っていただけるような歯科医院作りをこれからもしていきたいとスタッフ一同考えています。

理事長 千田典史


こんな小冊子である。

嬉しく思います。

それと同時に、多くの方々が、歯科治療に関する私たちの考え方に理解をしめしてくださり、私たちの歯科医院を受診してくださるということを大変うれしく思います。

現在、ちだ歯科クリニックは・・・。

つづく。

予約制だが。

半年もすると、待合室に患者さんがあふれてしまいました。
基本的に予約制であるにもかかわらず、
かなりの時間をお待たせすることが多くなり、
患者さんから待ち時間のことでお叱りを受けることも度々ありました。

それで、診察台を1台増やしました。

一時的に待ち時間は短縮されました。
が、また待合室に患者さんがあふれてしまいました。

歯科医師を一人増やしました。

一時的に待ち時間は短縮されました。
が、また待合室に患者さんがあふれてしまいました。

患者さんにはいつまでたってもお待たせする時間が長くて申し訳ないという思いでいっぱいです。
それと同時に、多くの方々が・・・。

つづく。

熱い想い。

20080328_177428.jpg

そんな思いで・・・。
平成6年5月18日に、札幌のこの北区屯田にて開院しました。
歯科医師はもちろん私一人で、歯科衛生士が2人、歯科助手が1人の総勢4名、診察台3台というごくごく一般的な歯科医院としてスタートしましたが、熱い想いだけは強く持っていました。
 


"この札幌で最高の歯科医療サービスを提供したい。この歯科医院に出会えて本当に良かったと地域の皆さんに思っていただきたい"

28歳のときでした。

半年もすると・・・。
                 つづく。

小冊子のつづき

以前話題にした小冊子のつづきを読みたいと言うリクエストが複数件きたので、書くとする。

「歯の治療を受けることを頑張ったご褒美かどうか知りませんが、帰りに決まってデパートのレストランでメイプルシロップのたっぷりかかったホットケーキを食べさせてもらうのが楽しみだったものです。これでは何のために歯科医院に行ったのかもわからないくらいです。

最高の歯科治療を受けられる歯科医院が
”もう少し”
私の家から近かったら・・・。

歯科医師やスタッフが
”もう少し”
私に優しい笑顔で
優しい言葉をかけていてくれたら・・・。

歯科医院が私にとって、
”もう少し”
明るく楽しい雰囲気だったら・・・。

歯科治療で私が感じる痛みが
”もう少し”
少なかったら・・・。

私は、あんなにも ”歯医者嫌い” には
ならなかったはずなのに。

・・・”もう少し”・・・


そんな思いで、・・・

つづく。」

ひと足お先に

20080327_175960.jpg

本日26日(今となっては昨日だが)東京に出張。
もはや、桜が咲いていた。
今年は例年よりも開花が早いらしい。
ひと足先に春を感じてきた。
少し嬉しい。

嬉しい事がありました。

昨日25日は、歯科衛生士国家試験の合格発表の日。
私が役職員を務める歯科衛生士の専門学校の卒業生73名。

全員合格。

おめでとう。
ホント、良かった。

73名の喜びを共有できるのが嬉しい。

残雪

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残雪、というにはまだ早いかもしれない。
真っ直ぐに延びる道の向こうに手稲山。
好きな景色の一つである。
私の診療室から5分程度のところには
こんな景色が広がる。
札幌の最高気温、明日は12℃らしい。
春の気配が嬉しい。

「ワインレッドの心」

歯科医師への門が開いたその日、最初に耳にした曲は「ワインレッドの心」だった。

大学の合格発表は、24年前の今日である。
自宅で合格の知らせを受け取ると、街に出かけた。
家の玄関を出るときに決めていた。
「今以降、最初に耳にする音楽を、大学合格の思い出の曲にしよう」と。
レコードショップの前を通りかかったとき、そこの街頭スピーカーから
安全地帯の「ワインレッドの心」が聞こえてきた。

以降「ワインレッドの心」が聞こえると、当時の記憶が蘇る。

残り、6冊

先日、ここで話題にした「小冊子」。
残り6冊になった・・・。

多くの方が読んでくれる。
これは、まことに、嬉しい事である。


至上の・・・

昨日、70歳代のご婦人が来院された。
上下の総義歯を新しく作って欲しいとの事。
今まで何年も使っていたものが、「ゆるく」なったと言うことらしい。
拝見した。
確かに、ゆるい。
食事中に不自由なばかりか、会話さえもままならないことが
容易に推測できる。

総義歯の新製は通常、最初に型どりしてから、
2週間程度の時間がかかる。
1 型どり
2 精密な型どり
3 かみ合わせの位置確認
4 仮合わせ
5 装着
6 調整
といった手順である。

1の型どりをしたあとに、
「出来れば、26日までに入れて欲しい」とのこと。
実質、5日間しかない。
私は、患者さんから望まれれば「NO」とは言わない主義である。

理由を尋ねると、
「遠く離れた孫たちに久しぶりに会いに行くんです。」
小学校5年生と小学校2年生の女のお孫さんがいるらしい。

なるほど。

なんとしても、何がなんでも、新しい歯の完成を間に合わせます。

私たちが提供する入れ歯を入れて、お口の中の苦痛や不安がなくなり、
その結果、お孫さんとの大切な時間を有意義に過ごすことが出来ます。
会話を楽しみ、食事を楽しみ、共有する時間そのものを楽しめるはずです。
このご婦人にとっての生活の質の向上のお手伝いをすることになる。

私たちの使命である、「地域住民の方々の、口腔内の健康増進とそれに伴う生活の質の向上のお手伝い」ができる機会であり、それが出来たことにより私たちが至上の喜びを感じる瞬間でもある。

本日、卒業式。

3月は卒業の季節でもある。
卒業式も、なかなか良いものであると感じる今日この頃。

本日、私が役職員を務める、歯科衛生士を養成する専門学校の卒業式であった。

過去において、私自身が、「主役」として出席する卒業式は、一つの通過点に過ぎなかった。

今回は、卒業生を送り出す立場である。
彼女たち73名は、2年前、期待と不安を胸に抱きながら入学してきた。
この2年間で、なんと、たくましく成長したことか。
みんな自信に満ち溢れ、
眩しいほどに、輝いていた。
ホント、
輝いていた。

祝賀会での、彼女たちからのメッセージを聞くに付け、
またしても、目頭が熱くなる。

彼女たちの、将来を左右する教育の現場に関わることが出来たということが
嬉しく感じられる瞬間でもある。

これからの、北海道の歯科医療を担っていく彼女たちである。

みんな、
がんばれ、
そして、
ありがとう。

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