タービン

これの名を、「エアータービンハンドピース」という。通称「タービン」。
歯科医院で、人々を恐怖におとしいれる、あの「キュウイ~~~~~ン」音を発する器械である。
実は「ありがたい」器械なのである。「おめでたい」器械ではない。
根元から圧縮空気と水を送り込み、その先は、なんと1分間に40万回転もする。
400,000回転である。
LPレコードは33回転だった。
横道にそれるが、78回転のSPレコードを、私はかろうじて知っている。
どうでもよい話か。
話は、戻る。
タービンの登場で、歯科医療は激変したらしい。
「ゴリゴリ」「ガリガリ」やっていたものが、
なんと「フェザータッチ」で行なえるようになった。
患者さんのストレスも激減したはずである。
そういう意味でも、ありがたい。
圧縮空気が、狭い出口を通るので、あの甲高い音が出るようだ。
何のことはない「口笛」と同じである。
なんなら、私にリクエストしていただきたい。
お好みの曲を「タービン」で奏でましょう。
そう考えていただければ、あの音も、悪くない。
















