初詣

年の暮に、実家(岩手県奥州市)に帰った。
初詣には、車で15分ほどのところにある平泉中尊寺に行った。
中尊寺には、かの松尾芭蕉が「奥の細道」の中で
「五月雨の 降り残してや 光堂」
と詠んだ金色堂(建造物国宝第1号)がある。
提灯が連なる月見坂を800メートルほど登ると左手に覆堂が目に入る。
その覆堂の中に、金箔が張り巡らされた金色堂が光り輝いているのである。
「一昔前」が10年前だとすると、二昔以上前まで、歯科治療で「金箔充填」なる処置方法があった。むし歯の部分を削って金箔を詰めていくという処置方法で、それは難しい処置方法だったらしい。
金色堂を見るにつけ、平安末期の金箔職人たちの技術に魅せられてしまう。
















